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「ブリアトーレとの戦いがあった」とヘイキ・コバライネン

2012年02月12日(日)11:43 am

ケーターハムのヘイキ・コバライネンが、有名なマネジメント集団であるIMGと契約したことで安心できたと認めている。

コバライネンは、かつてルノーのマネジメント・ディレクターであったフラビオ・ブリアトーレにマネジメントを委託していたが、クラッシュ・ゲート事件(※)を機に彼と別れてからは、自らサーキット内外で自分のキャリアに関する交渉などを行ってきていた。

コバライネンが『MTV3』放送局に語ったところによると、ブリアトーレは戦わずしてコバライネンをあきらめることはなかったという。コバライネンは次のように話している。

「フラビオ(ブリアトーレ)との間で数年間争いが続いたよ。その間、自分たちのことは自分たちで対応しなければならなかった」

コバライネンは、現在の(ケーターハムとの)契約は今年いっぱいで満了となり、2013年以降については何も決まっていないことを認め、次のように続けている。

「ケーターハムと一緒に続けるかもしれないし、あるいはどこか別のところへ行くかもしれない。だから、いずれにしてもIMGとの契約は正しい解決策だよ」

(※)クラッシュ・ゲート事件とは、当時の実質的なチーム代表であったフラビオ・ブリアトーレらが、シンガポールGPでフェルナンド・アロンソの順位を挽回させるために、チームメートのネルソン・ピケJr.にわざとクラッシュすることを命じ、これによってセーフティカーの導入をはかったとされる事件。ブリアトーレはこれが明らかとなった2009年にF1からの永久追放処分を受けたが、FIA(国際自動車連盟)と和解し、F1のパドックに姿を見せている。

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