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最終日にフェルナンド・アロンソがトップ、F1ヘレステスト4日目の結果

スペインのヘレス・サーキットで10日（金）、1回目のF1シーズン開幕前テスト最終日が行われ、フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）がトップタイムを記録した。

これまで、今回のテストでは上位のタイムを記録していなかったフェラーリ。各メディアでの報道によると、アロンソは油圧のトラブルに見舞われ、周回数は39周にとどまったものの、記録したタイムは2番手をコンマ7秒以上引き離すトップタイムだった。

2番手に入ったのは、今回のテストで好調なトロ・ロッソ。前日に引き続きジャン・エリック・ベルニュが走行を担当し、兄弟チームのレッドブルを上回るタイムを記録した。

3番手は、現チャンピオンのセバスチャン・ベッテル（レッドブル）。ベッテルの周回数は50周のみだったが、『Autosport（オートスポーツ）』はベッテルのクルマに電気系統のトラブルが発生していたと報じている。

4番手はルイス・ハミルトン（マクラーレン）。ハミルトンはマクラーレンの2012年型車MP4-27で86周を周回して4番手タイムを記録した。

今回のテストで速さに注目が集まるロータスは5番手。この日はロメ・グロジャンが走行を担当していた。

ザウバーでは、小林可夢偉が走行を担当。しかし、前日のギアボックストラブル続き、この日は油圧にトラブルが発生。そのため、可夢偉はコース上にクルマを止める場面もあったが、最終的には76周を周回して6番手タイムを記録した。

7番手はフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグ、ウィリアムズのブルーノ・セナが8番手、ケーターハムのヤルノ・トゥルーリが9番手だった。なお、メルセデスAMGは3日目でテストプログラムを終了し、この日は走行しなかった。

次回のF1テストは、21日（火）からスペインのバルセロナで行われる。

・F1ヘレステスト4日目の結果