NEXT...F1開催スケジュール

ルイス・ハミルトン、スーティルの暴行事件で出廷の可能性が再浮上

2012年02月10日(金)17:13 pm

エイドリアン・スーティルの暴行事件の公判にルイス・ハミルトン(マクラーレン)が再び召喚される可能性が高まっている。

スーティルは、2011年4月の中国GP終了後に上海で行われたハミルトンの優勝パーティーで、エリック・ルクス(ロータス/チームオーナー)と口論となり割れたグラスでルクスを負傷させたとして起訴された。この事件が発生した際、ハミルトンも現場にいたことから、裁判所はハミルトンにも出廷して証言することを求めていた。

しかし、裁判がマクラーレンの新車発表直前に行われたことから、ハミルトンは出廷することを断り、スーティルには有罪判決が下った。

スーティルと父ホルヘは、スーティルと親交が深かった2008年F1チャンピオンのハミルトンを「憶病者」と非難し、ミュンヘンで行われたスーティルの公判に姿を見せなかったハミルトンを「哀れだ」と言い放っていた。

控訴する立場となったスーティルは有罪判決を覆すべく準備を進めているが、目撃証人としてのハミルトンの証言がスーティルにとって大きな意味を持つ。また、スーティルのマネジャーを務めるマンフレッド・ジマーマンは、この判決が防犯カメラの映像による証拠を無視しているとして次のように語った。

「目撃者を一人も法廷に呼ばず、またその他の状況証拠などもあまり重要視されていない」

『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙は、ハミルトンが「日程が予定と重ならなければ、喜んで証言する」つもりだとも伝えている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック