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ニコ・ロズベルグがトップに。F1ヘレステスト3日目の結果

2012年02月10日(金)2:16 am

スペインのヘレス・サーキットで9日(木)、F1開幕前テストの3日目が行われ、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)がトップタイムを記録。前日に引き続き、2011年型車で参加しているメルセデスAMG勢がトップに立った。

多くのチームが今季マシンを持ち込む中、2011年型車で今回のテストに参加しているメルセデスAMGではこの日、ロズベルグが走行を担当。ロズベルグは118周を周回し、2番手に入ったロータスのロメ・グロジャンに約コンマ8秒の大差をつけてトップに立った。

2番手に入ったグロジャンは、今年の開幕前テスト初登場。この日から走行を担当したグロジャンは、117周を走りきって2番手タイムを記録している。

そして、この日は3年連続王者を目指すセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が初テストに挑んだ。各メディアの報道によると、午前中のベッテルは周回数が少なかったものの、最終的には96周まで周回数を伸ばし、3番手に入った。

4番手は、こちらも今年のテスト初登場となるルイス・ハミルトン(マクラーレン)。2012年型車MP4-27で初めてテストに参加したハミルトンは、80周を周回して4番手になった。

5番手には、今回のテストで好調な走りを見せているトロ・ロッソ。ジャン・エリック・ベルニュも今年のテストに初登場だが、79周を周回して5番手タイムを記録した。

ザウバーでは、この日も小林可夢偉のチームメートであるセルジオ・ペレスが走行を担当。ペレスはギアボックスのオイルフィルターに問題が発生したため、交換を行ったものの、この交換に時間がかかってしまった。結局、ペレスの周回数は48周にとどまり、6番手でセッションを終えた。ヘレステスト最終日となる10日(金)は、可夢偉が走行を担当する予定だ。

また、フェラーリではフェルナンド・アロンソが今年のテストに初参加。今回のテストでフェラーリは、上位タイムを記録していないが、この日のアロンソは午前中に油圧のトラブルも経験しながら、最終的には7番手となった。

8番手にはウィリアムズのブルーノ・セナ。セナもこれが今年のテスト初登場だが、2012年型車FW34でこの日の参加ドライバー中最多となる125周を周回していた。

前日にレースドライバーのポール・ディ・レスタを上回るタイムを記録して注目を集めたフォース・インディアの控えドライバーであるジュール・ビアンキは、走り始めて早々にクラッシュ。サーキットにあるパーツでは修復できなかったことから、タイムなしのままテストを終えた。

さらに、HRTは2日目までにテストプログラムを完了し、すでに1回目のテストを切り上げている。

F1ヘレステスト3日目の結果

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