今季から始まるWEC(世界耐久選手権)で、ホンダが3チームへクルマとエンジンを供給する。ホンダのアメリカ法人アメリカン・ホンダのレース活動会社HPDが8日(水)に発表した。
ホンダは、プロトタイプLMP1マシンのHPD ARX-03aとHPD LM-V8エンジンをストラッカ・レーシングとJRMレーシングへ供給。JRMは、日産GT-Rで昨年のFIA GT1を制したチームであり、今季ドライバーには、デビッド・ブラバム、カルン・チャンドック、ピーター・ダンブレックといった、日本でもおなじみのドライバーを起用した。また、スターワークス・モータースポーツがHPDマシンでLMP2へ参戦する。
このほか、HPDはALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)でも3チームへクルマやエンジンを供給する。