佐藤琢磨＆ジャン・アレジ、鈴鹿50周年ファン感謝デーに来場へ
3月3日（土）、4日（日）に開催される鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デーに、元F1ドライバーのジャン・アレジと、インディカードライバーの佐藤琢磨が来場することに決まった。
アレジは、日本でF1人気が高まっていた1990年代に活躍。アグレッシブな走りにはファンも多く、1994年に鈴鹿サーキットで開催された日本GPで表彰台を獲得したこともある。また、2001年の日本GPがF1引退レースになっており、鈴鹿との縁も深いドライバーだ。
一方の琢磨は、2004年の日本GPで表彰台まであと一歩の4位に入るなど、F1参戦時には鈴鹿での活躍によってファンを沸かせていた。2010年からはアメリカの最高峰カテゴリー、インディカーに参戦しており、今季もインディカーへの参戦を継続。また、今年はフォーミュラ・ニッポンへスポット参戦することも発表されている。
ファン感謝デーへの来場が決まったアレジは、ファンに向けて次のようなメッセージを残した。
「私のキャリアの中で、鈴鹿に来ることは、温かいホームパーティーに行くのと同じような感覚でした。いつも熱烈な歓迎を受け、サポートしてくれる雰囲気を楽しんでおりました。技術的に言えば、鈴鹿サーキットはドライバーの腕と、マシンを試すのに重要な場所でした。そして、幾度もチャンピオンシップ争いの明暗を分ける場でもありました」
「鈴鹿は二つの理由で私を象徴する場でもあります」
「・鈴鹿に来ることは、私の第二の故郷に来ることを意味しています。・鈴鹿は、自分のF1ドライバーとして最後のレースを走った場所です」
「私は、レース後に鈴鹿のファンの皆さまが温かく接してくれたことを一生忘れません。私の人生で、とても感動的な瞬間の一つでした。さまざまな理由から、鈴鹿サーキットの50周年を心よりお祝い申し上げます。50周年はとても大きな節目だと思いますが、これからも続く長い歴史の一部だと思っております。おめでとうございます」
