ハイメ・アルグエルスアリは、2012年のF1パドックに居場所を見つけることがかなわなかった。
2年と半年をF1で過ごした弱冠21歳のアルグエルスアリは、2011年シーズン終了後にトロ・ロッソのレースシートを失っていた。2012年のレースシートのうち、最後まで決まらなかったのがアルグエルスアリの母国スペインのチームであるHRTだったが、先日ナレイン・カーティケヤンのシート獲得が発表された。
トロ・ロッソのスポンサーとなっているスペイン系石油関連企業のセスパは、トロ・ロッソのアルグエルスアリ放出に難色を示していたが、2012年もトロ・ロッソが同社の支援を受けることも正式に発表があった。
セスパとアブダビのつながりから、アルグエルスアリがメルセデスAMGのサードドライバーになるといううわさも流れている。
そんな中、スペイン紙『Mundo(ムンド)』は、メルセデスAMGのドライバー計画が間もなく発表されると報じているが、アルグエルスアリは自身の2012年の予定をスペイン語とカスティーリャ語でツイッターに投稿している。
「今年は僕をそこ(F1)で見かけることはないだろうけれど、F1で素晴らしい経験をできたことに満足しているよ」
「応援してくれて、ほんとうにありがとう」