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マクラーレン「発表したのは初期型にすぎない」

2012年02月02日(木)4:49 am

マクラーレンが、1日(水)に2012年型車MP4-27を発表。チーム代表のマーティン・ウィットマーシュは、その性能について自信を見せた。

マーティン・ウィットマーシュ
「2012年シーズンはボーダフォン・マクラーレン・メルセデスにとって重要なシーズンになる。ここ2年、チームはコンストラクターズ選手権で2位に甘んじてきた。(ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の)両タイトル奪取に向け、たゆまぬ努力をするつもりだ」

「エンジニアリング部門は発展と成長を続けてきた。中でも重要な役割を果たし、感動を覚えるほどのこの部門の強さを支えてくれているのが、部門を率いてくれているティム・ゴス、パディ・ロウ、ニール・オートレイだ。若い新卒のエンジニアたちに投資し、採用してきただけでなく、F1での成長と教育の機会を与えてきたわれわれの努力を誇りに思っている」

「このチームは1人ひとりが全力を傾けてくれるチームであり、MP4-27は彼らの努力の賜物(たまもの)だ。この美しいクルマは、選手権への挑戦を始める第一歩として完ぺきだと感じている。今季のクルマは見た目にも大きな変化があるが、その実、見えない部分にはもっと大きな変化がある。主要なシステムの1つ1つに新たなアプローチを取り込んでいる。このクルマの完成を喜ばしく思うよ」

「われわれのドライバーに欠けているものなど何一つないと考えている。ジェンソン(バトン)とルイス(ハミルトン)はF1の中でも最高のラインアップなんだ。経験、スピード、攻める姿勢が完ぺきにブレンドされている。彼らは互いを完ぺきに補い合っているよ」

「2012年に向けては、やはりレッドブルが非常に強く高いパフォーマンスを見せてくると思っている。フェラーリとメルセデスAMGも性能を上げてくるだろう。われわれも現状に甘んじている余裕はない。本日ここに発表したのは、エンジニアリングの面でも性能の面でも、2012年シーズンを通して使う予定でいるクルマの初期型にすぎないのだ」

「パフォーマンスにおいては、すべての問題についてあらゆる手段を講じてきたと自負している。今、われわれが集中すべきものは、3月18日にメルボルンでシーズンが開幕するまでの間に、MP4-27の性能をコース上で評価することだ。興味深い3週間になるはずさ」

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