2月1日(水)に2012年型車MP4-27を発表したマクラーレン。ドライバーのジェンソン・バトンが、MP4-27では「たくさんの新鮮な思考や新しいアイデアがクルマ全体に生かされている」と語った。
ジェンソン・バトン
「レギュレーションの変更はそれほどなかったので、僕たちとしては今年のクルマに対してかなり集中することができた。僕は今でも昨年の僕たちのクルマがとても速かったと思っている。特定のエリアにおいてはかなりの強さを発揮した。そしてレースでの僕たちのペースは、ほとんどいつも素晴らしかったよ」
「でも、僕たちは2012年にはさらに前進したいと望んでいた。そして、メルセデス・ベンツによって、僕たちはF1でも最高のエンジンとKERS(運動エネルギー回生システム)によるハイブリッドなパッケージを手にしていたと思っている」
「それに僕たちは、レッドブルに追いつくため、年間を通じて継続的に開発を進めることができた。そのことは僕たちがシーズンを通じて開発を続けられるだけの知識を持っており、努力し、それに必要なリソースもあるということの証明だ。それはとても大切なことだよ」
「チームの全員がMP4-27に対してものすごく誇りを持っている。去年のクルマの直接的な進化型だと見えるかもしれないけれど、僕たちは冬の間中、あらゆる面のパフォーマンスについて分析を行ってきたし、たくさんの新鮮な思考や新しいアイデアがクルマ全体に生かされている。来週スペインでクルマに乗り込むのが本当に待ち遠しいよ」
「シーズン前のテストではみんな僕たちに注目し、どれだけ進化したのか確認したがるだろうね。自分たちが成しえた進歩と今年の競争力について、楽観的になれるだけの正当な理由があると僕は心から信じているよ」