フォース・インディアが27日(金)に、リザーブドライバーとしてジュール・ビアンキを起用すると発表している。セルジオ・ペレス(ザウバー)と同様に、ビアンキもフェラーリの育成ドライバーのひとりで、フェリペ・マッサ(フェラーリ)のマネジャーでもあるニコラ・トッドがビアンキのマネジメントも行っている。
フェラーリ代表のステファノ・ドメニカリは2011年シーズンの終盤に「もちろん、われわれはビアンキの才能を信じているから、彼に対しての投資を買って出たい」というコメントを発していた。
ビアンキは現在、フェルナンド・アロンソ、マッサの両フェラーリドライバー、そしてビアンキに代わって新たにフェラーリのテストドライバーとなるダビデ・リゴンと共にカナリア諸島で行われているフェラーリのフィットネス・キャンプに参加している最中だ。
「ジュールはこれからもフェラーリ・ドライバー・アカデミーの一員だ」とフェラーリは強調している。そしてGP2にも参戦しているリゴンについて、「最近、われわれと彼との関係はこれまでよりも深いものとなった。2012年と2013年は全てのレースだけではなく、プロモーション活動にも出席することになる」と述べた。