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ウィリアムズはルーベンス・バリチェロをチームにとどめるべきとの意見

2012年01月20日(金)16:08 pm

ルーベンス・バリチェロに代えて、ブルーノ・セナを起用すると決めたウィリアムズは、開発担当としてバリチェロをチームにとどめるべきだとの意見が出ている。

今季のウィリアムズには、パストール・マルドナードが残留し、セナが新加入する。マルドナードは昨年にF1デビューを果たしたばかり。一方のセナも今年がF1での3年目にすぎないため、ドライバーのF1経験不足による開発能力の低下を懸念する声がある。

低迷の続くウィリアムズは今季、チームの技術チーム再編などを行い、再びトップチームへ返り咲くことを目指している。そんな中、『Telegraph(テレグラフ)』の記者トム・キャリーは、ウィリアムズにとって開発担当としてバリチェロと契約を交わすことが得策だろうと次のように書いた。

「これまでも新しい技術チームとリーダーシップに変わり、ウィリアムズに大きな変化が起きたときに、明らかにバリチェロの経験を利用したことがあった。もし彼らがバリチェロを説得して何らかの開発にかかわる役割についてもらうことができれば、再び彼の経験を生かせるだろう」

バリチェロの母国ブラジルのリビオ・オリッチオ記者もこれに同意。今週バリチェロと話をしたというオリッキオは『O Estado de S.Paulo(オ・エスタド・ジ・サンパウロ)』で次のように書いている。

「ルーベンスが何らかの形でF1との関係を持ち続ける可能性はある。チームはもう、個別にテストを行うことはできない。そのため、325レースもF1で戦ってきたドライバーの経験は、クルマの開発を行う際にさまざまな意味で有益だろう」

「それに、もしほかのドライバーが期待したほどの結果が出せない場合や、そのスポンサーが資金を約束通りに支払わなかったような場合、あるいはドライバーの誰かが事故によってしばらくレースに出られない際、バリチェロはいつでもその代役を務められるような準備をしておくこともできる」

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