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F1 フランスGPとベルギーGPの交代開催に反対するF1関係者

2人の有名なF1関係者が、スパ・フランコルシャンで開催されているベルギーGPが1年おきの開催になる可能性があるという報道について落胆の意を表している。

スパ・フランコルシャンはベルギーの森の中にあり、100m以上の激しアップダウンに加え、名物コーナーの“オー・ルージュ”をはじめとする難易度の高いコーナーがある高速サーキットで、F1ドライバーたちや関係者の間でも非常に高い人気を誇っている。さらに、“スパ・ウェザー”とも呼ばれている山間部ならではの変わりやすい天候で、毎年予測が難しいスリリングなレースが展開されている。

だが、F1カレンダーへの復帰が濃厚と見られているフランスのポール・リカール（フランスGPがF1カレンダーに復帰した際のレース開催サーキット）は、スパ・フランコルシャンと2013年以降は1年ごとに交代でF1を開催するという案の合意に間もなく達すると報じられている。

歯に衣を着せぬ発言をすることで知られているレッドブルのマーク・ウェバーは、ツイッターで「最悪のアイデアだ」とフランスGPとベルギーGPの交代開催のアイデアを痛烈に非難した。

ピレリのモータースポーツ部門責任者のポール・ヘンベリーも同様の反応を示し、「（ウェバーの意見に）賛成だ。スパに、ちょっかいを出すな」と述べている。