2009年以降開催されなくなっているフランスGPだが、このほどフランス政府の関係筋が、再びF1カレンダーにその名前が記すための計画が順調に進んでいると認めている。
先週末にパリの日刊紙『Le Figaro(ル・フィガロ)』が、フランスのポール・リカール・サーキットが2013年の9月にF1レースを開催することになりそうだと伝えていた。
その後、F1最高権力者であるバーニー・エクレストンがその経営権を持つポール・リカール・サーキットと、F1屈指の名コースとして名高いベルギーのスパ・フランコルシャンが1年おきにF1グランプリを交互開催することになるだろうという報道もされている。
その取引については、フランソワ・フィヨン首相が率いるフランス政府から最大レベルの支援が行われているという。
フランスの首相官邸があるマティニョンで関係者がフランスの『AFP通信』に語ったところによれと、フランスGPの復帰に向けた動きは順調であり、すでに実現可能性とその資金調達にむけた最終的な詰めの作業が行われているという。
その関係者はさらに、「(フランスGP復活について)早急に決着をつけるための政治的な意思と願望がある」と付け加えている。