マーク・ウェバー(レッドブル)はたくさんの危険が潜んでいる、レース仕様のバイクの2人乗りを満喫したようだ。
ウェバーは自身が主催するタスマニア・チャレンジに2011年も参加した。以前、このアウトドア・イベントでマウンテンバイクに乗っている最中に転倒し、足の骨を折る重傷を負ってしまった経験のあるウェバーはレッドブルの心配に“一応”配慮し、クイーンズランド・レースウェイでのイベントでドゥカティの2人乗りバイクの後部座席に座った。
そのドゥカティの運転を任されたのは、ウェバーと同じオーストラリア人で、スーパーバイク世界選手権で3度王座に輝いた経験のある元MotoGPライダーのトロイ・ベイリスだ。「やっておくべきことがある」と、ウェバーはツイッターに自身とベイリスがバイクに乗っている写真を投稿。すると、今度はベイリスが「キミ(ウェバー)は後部席に乗せるには最高のヤツだ。そして、とことん楽しんでいたね」とウェバーの投稿に返信した。
ウェバーは12月早々に「布団に入ってぬくぬくしているつもりはないよ。F1の生活は僕の1年の時間の多くに制約を付ける。でも、シーズンオフの間はF1から離れて楽しみながらトレーニングに励むんだ。誰にも邪魔はさせないさ」と語っていた。