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【フェラーリ】今年5勝できればF1タイトル獲得も見えてくるとシャルル・ルクレール

2022年03月07日(月)19:05 pm

スペインのバルセロナで行われた今季最初のF1プレシーズンテストで好調なスタートを切ることができたフェラーリを2022年のF1タイトル争いのダークホースだと考えているF1関係者やメディアが多いようだ。

そして、フェラーリで4年目のシーズンを迎えることになるモナコ出身ドライバーのシャルル・ルクレールも間違いなくフェラーリ2022年型F1マシン『F1-75』に手応えを感じているようだ。

「5勝できたら素晴らしいだろうね」

フランスのテレビ局『Canal Plus(カナル・プリュ)』にそう語った24歳のルクレールは次のように続けた。

「過去2年は厳しいものだった。フェラーリにかかるプレッシャーはいつだって大きいからね」

「だけど、僕たちはチームとして対応したし、今年の新たなルールにうまく備えることができたよ」

ザウバー(現アルファロメオ)からフェラーリへ移籍した2019年には2勝をあげたルクレールだが、以後表彰台には何度か上ったものの、2020年と2021年には優勝からは見放されている。

しかし、2022年には、ルクレールはかなり高い目標を掲げて臨むつもりのようだ。

「もし、一貫性のあるパフォーマンスを発揮することができれば、5回1位でフィニッシュすればF1タイトルを勝ち取るのに十分じゃないかな」

「バーレーンでのテストが、シーズン開幕戦に向けた準備のためにすごく重要になるよ」

「まだ自分たちがどういう位置にいるのかはわからないから、慎重であり続けている。だけど、すごくやる気に満ちているし、トップ争いをしたいと思っているよ」

こうした中、昨年マックス・フェルスタッペンが初のドライバーズタイトル獲得に成功したレッドブルも今年のフェラーリを警戒しているようだ。

「誰がどれくらいの重量で走っていたのかなんて誰にもわからないんだ」

バルセロナでの最初のプレシーズンテストに言及しながら、現時点ではチームの序列がどうなるかはわからないと示唆したレッドブルのヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は母国オーストリアの『Osterreich(エステルライヒ)』に次のように付け加えた。

「しかし、我々やメルセデスとともに、フェラーリが再びトップ争いに加わってきそうだね」

しかし、ルクレールは、まだ楽観視はできないと次のように語っている。

「2019年には、最初のテストが終わった時点ではいいペースがあると考えていたんだ。だけど、メルセデスが改良パーツを持ち込んだとき、僕たちは考えていた以上に後れをとっていたことに気付かされたよ」

今年2回目のプレシーズンテストが10日(木)から12日(土)までバーレーンで開催されることになっている。そして、その1週間後にはF1チームたちは同じバーレーンで行われる2022年のF1開幕戦(20日決勝)に臨むことになる。

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