フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は、最近受けた顔の手術から順調に回復しており、2022年F1シーズンの開幕に向けて全力で取り組むことができるようだ。
2021年に3年ぶりにアルピーヌからF1復帰を果たしたアロンソだが、シーズン前に自転車でのトレーニングを行っていた際に自動車事故に遭い、顎の骨折などの重傷を負っていた。
アロンソは、そのけがの手術で顎にチタン製のプレートが埋め込まれたまま2021年のF1シーズンを戦っていたが、シーズン終了後、アロンソは再び病院に行き、そのチタン製プレートを取り除く手術を受けていた。
アロンソは25日(火)にソーシャルメディアを通じて、その手術の抜糸が終わったことを明らかにしている。
「2022年最初の普通の日だ」
そうコメントしたアロンソは次のように付け加えている。
「これからはトレーニングに集中するよ」
一方、2005年と2006年のF1チャンピオンであるアロンソが故郷スペインのアストゥリアス地方で運営している博物館とカートサーキットが拡張されることが明らかとなっている。
「おそらく夏には増築の準備ができるだろう。具体的な日にちは言えないがね」
『Marca(マルカ)』紙にそう語ったこの施設の管理責任者を務めるリカルド・モランは、博物館には今後アロンソがダカールラリーでドライブしたマシンや、デイトナ24時間レースでドライブしたマシンも展示されることになるだろうと次のように付け加えている。
「我々は、さらにいくつかの車を含む拡張を行うつもりだ。ダカールマシンやデイトナカーが飾られ、いつかはアルピーヌも加えられるだろう。この先どうなるかは誰にもわからないよ」