フェラーリが、来年の2月中旬に2022年型F1マシンを発表する計画であることを明らかにした。
2022年のF1では、これまでの13インチホイールに替えて18インチホイールが採用されることを始め、これまでよりも乱気流の発生を抑える空力レギュレーションが導入されることでF1マシンの外観も今年までとは大きく変化することになる。
2007年のキミ・ライコネン以降F1ドライバーズタイトルから見放されているフェラーリだが、コンストラクターズタイトルも2008年が最後となっており、すでに13年間も無冠時代が続いている。
さらに、2020年にはコンストラクターズ選手権で6位に終わるという名門らしからぬ結果で終わったフェラーリだったが、2021年には若いシャルル・ルクレールとカルロス・サインツのドライバーコンビの頑張りもあり、コンストラクターズランキングは3位にまでばん回することに成功している。
そんなフェラーリが、新たな技術レギュレーションが導入される2022年は名門復活の大きなチャンスとしてとらえているのは間違いないだろう。
『thesportsrush.com』によれば、フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットが、年末恒例のクリスマスイベントにおいて、次期マシン発表について次のように語ったという。
「まだ日付は決めていないよ。2月16日(水)から18日(金)になるだろうが、今後数週間のうちに最終決定するつもりだ」
ビノットは、フェラーリとしては空力ルールの変更によってもたらされるチャンスを最大限に生かすつもりであり、自分たちの目標を達成するために全力を尽くすつもりだと付け加えている。