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【ホンダF1】田辺TD「Honda F1にとって最後の予選ですばらしい結果を得られました」/F1アブダビGP予選

2021年12月12日(日)3:36 am

F1最終戦となる第22戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)予選が行われ、今シーズン最後の予選でポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はランド・ノリス(マクラーレン)だった。

ホンダはF1最後の予選で最高の結果を出した。田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)は予選を次のように振り返った。

●【F1第22戦アブダビGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

■Honda F1にとって最後の予選ですばらしい結果を得られた

「Honda F1にとって最後の予選となったアブダビGP予選は、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が今季10回目のポールポジション獲得という、すばらしい結果を得ることができました」

「フェルスタッペン選手が、いいパフォーマンスを見せたことはもちろんですが、4番手となったチームメートのペレス選手が彼ににうまくトウを与え、いいチームプレーがあったことも大きかったです」

■角田選手は成長を感じさせてくれています

「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田選手については、Q3の1回目の走行でコースからはみ出したためタイムが抹消されたことは残念でしたが、ここ7戦で6回目のQ3進出に加え、今週末はここまでのシーズンに比べても、安定感、パフォーマンスともに一段と向上が見られ、成長を感じさせてくれています」

「角田選手は、予選トップ10の中でメルセデスの2台とともにミディアムタイヤでレースをスタートしますので、そのアドバンテージを生かしてもらえればと思います」

「ガスリー選手については、2セットともにミディアムタイヤを使用してQ2突破を狙いましたが、トラフィックの影響を受けたことなどもあり、ラップをうまくまとめることができず12番手に終わりました。2台ともに速さと安定感をレースでも発揮して、良いレース結果に結び付けてくれることに期待したいと思います」

■最後のレース、チャンピオン獲得を目指して全力を尽くす

「今日は明日のレースに向けていい予選結果で終わることができましたが、チャンピオンを獲得するには明日のレースで、ライバルの前でフィニッシュしなければなりません」

「ミディアムタイヤでスタートするメルセデスの2台に対し、レッドブル・レーシングの2台はソフトタイヤでのスタートとなりそれぞれ戦略が分かれることになります」

「PUとしても、さまざまに変化する戦況とそれに合わせたチームの戦略に、柔軟にかつ迅速に対応できるよう、さらに準備を進めていきます。我々にとって最後のレース、チャンピオン獲得を目指して、全力を尽くし、悔いの残らないレースで締め括りたいと思っています」

●【最新ランキング表】F1世界選手権チャンピオンシップ争いは最終決戦へ

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