いよいよF1最終戦、第22戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)の一日目を終え、今週末がラストランとなるホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
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■昨年のポールポジションより10秒以上もタイムアップ
「シーズン最終戦・アブダビGPの初日は、昨年から改修されたサーキットの変化を理解するところから開始しました。今日の時点で昨年の予選のポールポジションのタイムよりも10秒以上もタイムアップしており、非常に高速化していることがわかります」
■高速化したトラックにデータを最適化してパフォーマンスを上げる
「PUとしては、事前のシミュレーションをもとに、高速化したトラックにデータを最適化することにフォーカスし、4台のマシンとともにセッションを順調に消化していきました。本日収集したデータをもとに明日の予選、そして明後日のレースに向けて、さらにパフォーマンスを上げる努力を進めます」
「今日の走りからも、今回もライバルは強力で、楽な予選・レースにはならないと見ています。最後の最後まで力を尽くし、タイトルを目指して戦っていきます」
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