いよいよF1最終戦、第22戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)が開催される。F1でずっと戦ってきた現在のF1技術規定マシンで最後の戦いとなるピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が最終戦への意気込みを語った。
●【F1第22戦アブダビGP】いよいよ最終戦!開催スケジュール
■サウジアラビアGPをTVで見返してようやくすべてが理解できた
「ジェッダでのレースは、僕が戦った中で最もクレイジーな展開だったかもしれないね。レースのすべてをTVで見返して、起こったバトルやインシデントを確認し、ようやくすべてが理解できた。一周のアタックでは素晴らしいコースだけど、レースではやや混雑してしまったね」
■僕のF1キャリアで初めて100ポイントに到達した
「僕らはここでも、初日のフリー走行からいいペースで、それが予選での素晴らしい結果につながった。最終的には6位でフィニッシュできたのもいいことだ。スタートでいくつかポジションを落としたものの、順位と獲得ポイントが重要だ。また、僕のF1キャリアで初めて100ポイントに到達したこともうれしいね」
■昨年のアブダビではポイント獲得を果たした
「昨年のアブダビでは、10番手スタートから8位に入り、ポイント獲得を果たしている。好きなグランプリで、シーズン最終戦の特別な雰囲気があるし、一年を通じたハードワークが終わりを迎えるときだ。今年はレイアウトが変わり、全体的に少しスピードが上がり、流れるようなレイアウトになるが、コース自体もかなり面白いので、それがオーバーテイクのしやすさにつながるのか楽しみにしているよ」
■今週末は一つの時代が終わる
「そして、今週末は一つの時代が終わる。僕がF1に来てからずっと戦ってきたこのマシンでレースをするのは最後となり、来年からは技術規定が大きく変わって、タイヤサイズやマシンの見た目、デザインも全く新しいものになる。この最終戦で力強いパフォーマンスを発揮し、チームが好結果で一年を締めくくれれば、素晴らしい終わり方になるはずさ」