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【チャンピオンシップ争い】フェルスタッペンとハミルトン、同点で最終決戦へ!

2021年12月06日(月)5:15 am

初開催となったF1第21戦サウジアラビアGP(ジェッダ市街地サーキット)決勝レースは、2度の赤旗、3回の再スタートなど荒れたレースとなり、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が103回目の勝利を飾った。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)だった。

●【F1第21戦サウジアラビアGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

■ドライバーズチャンピオンシップ争いは同点!

この結果、チャンピオンシップ争いのフェルスタッペンとハミルトンは369.5ポイントの同点で並び、1週間後の最終戦F1アブダビGPでチャンピオン争いが決着することになった。同点ではあるものの、優勝回数の差でランキング1位はフェルスタッペンとなっている。

フェルスタッペンが前でフィニッシュすれば、初のF1チャンピオンに輝く。

そしてハミルトンが前でフィニッシュすれば、あのミハエル・シューマッハを抜いて、前人未到、歴史上最多となる8度目のF1チャンピオンに輝く。

また、過去の歴史で何度も起こったように、もし2台が絡んで2台ともリタイアとなった場合には、フェルスタッペンが初のF1チャンピオンに輝くことになる。

■コンストラクターズチャンピオンシップ争い

レッドブル・ホンダは不利な状況となった。

レース結果はメルセデスが1-3という結果となり、587.5ポイントまで伸ばしたが、レッドブル・ホンダはセルジオ・ペレスがレース序盤に接触してリタイアしたことで559.5ポイントとなり、その差は28ポイント差まで拡がった。

最終戦でレッドブル・ホンダが28ポイント差を覆すには、現実的にはメルセデスの不運を期待するしかないだろう。メルセデスが0ポイントの場合でも、レッドブル・ホンダは優勝と8位以上、または2位と4位以上という結果を残さなければならない。

泣いても笑っても残り1戦でチャンピオンが決まる。ホンダF1は有終の美を飾ることができるだろうか。絶対に見逃せない1戦になる。

●【最新ランキング表】F1世界選手権ポイントランキング争い

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