F1第21戦サウジアラビアGP(ジェッダ市街地サーキット)の初日を終えて、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
●【F1第21戦サウジアラビアGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数
■レースでパフォーマンスアップを最大限発揮するよう検討
「初開催となるサウジアラビアGPの初日が終了しました。初走行となったジェッダ・ストリート・サーキットで各ドライバーはコースの習熟を進め、我々は事前のシミュレーションをもとに持ち込んだPUセッティングの最適化に取り組みました」
「まずFP1が夕方に行われ、その後、実際レースが行われる時間帯にFP2が行われました。FP2では、レース時に近い外気温度や路面温度の状態から、クーリングなどの設定を進めています。終日トラブルなく、2チーム、4台ともに順調にセッションを消化し、PU、車体ともに多くのデータを得ることができました」
「まだまだ初日の走行が終了しただけですが、ポジション的にもいい結果となっています。今夜はここから得られたデータの分析を行い、明日の予選、そして本番レースに向けてパフォーマンスアップを最大限発揮するための検討を行います」