2022年の暫定F1カレンダーに第6戦として盛り込まれているスペインGPだが、現時点ではF1との間に2022年の開催契約が結ばれておらず、状況によってはカレンダーから消えてしまう可能性もあると懸念されている。
だが、最新の情報によれば、スペインGPの開催地であるバルセロナが新契約締結に向けて一歩前進したようだ。
『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』を含む複数のスペインメディアが報じたところによれば、バルセロナ・カタルーニャ・サーキットがあるカタルーニャ州政府が2026年までF1とMotoGPの契約を更新することを承認したという。
カタルーニャ州政府のパトリシア・プラハ報道官は、2022年から2026年の契約は「この地域がより持続可能なモデルを目指すための移行期間」を意味するものだと認めている。
プラハ報道官によれば、この契約は「21世紀のモビリティの新しい価値と原則」に適応できるようにサーキット設備の再考を行うことと関連付けられることになるという。