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F1ドライバーたちは木曜日の聴聞会を前に“フェルスタッペンを支持”。ブラジルで3位転落やカタールでグリッド降格もありえる?

2021年11月18日(木)19:58 pm

F1統括団体は、ブラジルでのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のターン4での動きに対してペナルティがなかったことについて、メルセデスが異議を唱えて「レビュー権」を行使したことについて聴取する。

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木曜日の午後5時にカタールで行われるビデオヒアリングではオンボードビデオ映像が中心とされており、そこではチャンピオンシップリーダーのフェルスタッペンが新たに表面化させた、ルイス・ハミルトンに対する物議を醸す防御的な動きについての聞き取りとなる予定だ。

■ブラジルは3位転落?カタールでグリッド降格?

レッドブルのチーム関係者は、メルセデスの意義について「驚いている」と述べているが、それ以外はまだコメントしていない。

『Bild(ビルト)』紙によると、ブラジルでチャンピオンシップのリードが14ポイントまで減少したフェルスタッペンは、カタールでグリッドペナルティを受ける可能性があるという。

また、ブラジルでの5秒ペナルティの可能性もある。そうなると、フェルスタッペンは3位に転落し、残り3レースでのリードはわずか11ポイントにまで縮まる。

■罰する必要はない

元F1ドライバーのヴィタリー・ペトロフは、「もちろん、あれ(の動き)で誰かを罰する必要はない」と語った。

「自分のポジションを守るために、可能な限り遅いタイミングでブレーキをかけたが、普通にはコーナーに入れないことは明らかだった」

■史上最高のドライバー2人のハードで良いレース

もう一人のインド出身の元F1ドライバー、カルン・チャンドックも同意見だ。

彼によると、フェルスタッペンの動きは「古典的な『ブレーキペダルを緩めて、緩やかにアンダーステアを大きくする』動きだった」と述べている。

「地球上の優秀なレーシングドライバーは皆、同じことをしただろう」

「マックスは警告を受けるべきだったかもしれないが、私の考えではそれ以上ではない。史上最高のドライバー2人の間で繰り広げられたハードで良いレースだった」と語った。

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