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アルファタウリ・ホンダの角田裕毅、初メキシコ前に「持久力に重点」トレーニングで対策

2021年11月05日(金)21:19 pm

F1第18戦メキシコGP(エルマノス・ロドリゲス・サーキット)を前に、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が次のように語った。

●【タイムスケジュール】F1第18戦メキシコGP

■アメリカGPは楽しめて、良いステップに

「オースティンは、Q3へ進み、ポイントを獲得できて、いいレースウイークになり、楽しむことができました。フリー走行ではマシンを改善しながらコースの習熟も進めて忙しかったのですが、安定したパフォーマンスを見せられ、向上し続けることができました。ペースがいいことは分かっていましたし、予選ではすべてを上手くまとめることができて、良いステップアップになりました」

■初サーキットが続く3連戦は時差も大きくタフになる

「ここから3週連続でのレースになりますが、長いフライトで時差も大きくなるため、とてもタフなものになるはずです。3つとも僕にとっては初めてのサーキットで、どれもかなり難しそうです」

「さらに、ブラジルはスプリント予選フォーマットとなるので、フリー走行が少なくなってしまいます。セッションを通じて向上に取り組むという、自分のプランにこだわっていきます」

■標高の高さは未経験。持久力重視のトレーニングを

「メキシコシティでは、標高の影響がどうなるか、これまで経験がないので楽しみです。ヘルメットを被った状態では、首や腕などに負担がかかって厳しくなると想像していますが、一番は心拍数への影響があるようです。普段は全く問題がないのですが、ここ最近のメキシコへ向けたトレーニングでは、影響を考慮して持久力に重点を置いて取り組んできました」

「そして、メキシコシティには、ラテンアメリカ最大の日本人コミュニティーがあると聞いているので、美味しい日本食レストランを見つけられるはずです!」

■メキシコの空気の薄さが空力に大きな影響

「この3連戦のサーキットは、シミュレーターでしか経験していません。メキシコは通常のサーキットと大きく異なる特別なコースだと思います。特に、セクター1は多くのタイトな90度コーナーがたくさんあり、時速60~70㎞というかなり低速なものも含まれます。標高によって空気が薄いので、空力によるダウンフォースにも大きな影響があると聞いているので、とても面白いとは思いますが、簡単にはいかないはずです」

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