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カルロス・サインツ「NetflixのF1ドキュメンタリーにはがっかり」

2021年10月28日(木)20:05 pm

カルロス・サインツ(フェラーリ)が、『Netflix(ネットフリックス)』が制作しているF1ドキュメンタリー・シリーズ『Drive to Survive(ドライブ・トゥ・サバイブ)』の最新シリーズを見て「がっかりした」と語った。

世界的ストリーミングサービス提供会社として知られるNetflixのドキュメンタリー・シリーズ『Drive to Survive』は、とりわけアメリカでのF1のイメージを高めることに成功したと言われている。

だが、最近ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が、その内容があまりにも“ねつ造”され過ぎていると批判したことが大きく報じられている。

こうした中、サインツはアメリカの『GQ』誌に次のように語った。

「僕もソーシャルメディアを通じてアメリカのファンが増えたのはこのスポーツにおける大きな変化だと実感しているよ」

「明らかにNetflixがそれに最も大きな影響を与えていると僕も思うよ。スポーツとしては、僕たちはこれまで比較的閉鎖的だったけれど、Netflixによってアメリカや世界中のファンがドライバーの人となりを知ることができるようになっている」

そう語ったサインツだが、フェルスタッペンほど過激な表現は使わなかったものの、Netflixの『Drive to Survive』の内容には適切だと思えない部分があるのも確かだと認めている。

サインツは、『We need to talk about Ferrari(フェラーリについて話す必要がある)』と題されたシーズン3のエピソード4に言及しながら次のように語った。

「シーズン3のフェラーリに関するエピソードはあまりよくないね」

「フェラーリは見た目よりもずっとクールで、大きくて、いいチームなんだ。だから、それを見たときは比較的がっかりしたよ」

このエピソードでは、フェラーリの2020年シーズンの惨状と、チームとセバスチャン・ベッテル(現アストンマーティン)の関係崩壊が描かれている。

そのベッテルの後任として今季マクラーレンからフェラーリへ移籍したサインツは次のように付け加えた。

「僕たち(フェラーリ)はちょうど困難な局面を迎えていただけだよ。どんなスポーツにおいても、どんな偉大なチームでも困難な年を経験することがあると僕は思う。そして今、僕たちは再び立ち上がろうとしているところなんだ」

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