F1第17戦アメリカGP(オースティン、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)を前に、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が次のように語った。
■前戦トルコGPは「上位陣に近いことを改めて確認できたこともよかった」
「前戦のトルコでは、予選でレッドブルやフェラーリに約0.1秒差と、非常にいいパフォーマンスが発揮できた。5番手タイムという結果にもとても満足しているよ」
「レースではペナルティーがなければより上位に行けたかもしれないけど、メルセデス勢、レッドブル勢、フェラーリの1台に続く位置で、表彰台圏内まで10秒差でのフィニッシュというのはとてもいい結果だ。パフォーマンスが上位陣に近いことを改めて確認できたこともよかったね」
■トルコGP後にはレジェンド級のサッカー選手とプレー
「イスタンブールでのレースを終えた後、水曜日にはフランスリーグのオリンピック・マルセイユが本拠地にしているヴェロドローム・スタジアムで、サッカーのチャリティーマッチに出場した。ディディエ・ドログバ氏の財団とUNICEFに向けてのチャリティーだったけど、有名なスタジアムでレジェンド級のサッカー選手たちとプレーできたのは、信じられないような体験だったよ。しかも、僕はゴールまで決めたんだ!」
■アメリカGPは「第1セクターが少し鈴鹿に似ていて特に好き」
「次はアメリカでの戦いだけど、これまでオースティンではそれほどいい結果が出せず、最高は前回の予選10番手だった。ドライビングの面では、すごくエキサイティングな高速コースで、第1セクターが少し鈴鹿に似ていて特に好きだよ」
「そこを抜けると、第2セクターは少しスピードが落ちてテクニカルになる。今週末も一筋縄ではいかないとは思っているけど、とても面白いコースだ」
■「僕らのマシンはどのコースでも上手く機能している」
「前回もバンプがあってあまりよくない状況だったけど、数週間前のMotoGPでは、悪化していたように見えた。これによってセットアップで妥協せざるを得ない部分も出てくるはずだけど、実際に見てみるまでは分からないね。現状、僕らのマシンはどのコースでも上手く機能しているのであまり心配はしていないけど、チャンピオンシップでアルピーヌに近づくためにも、問題を回避していかなければならないね」