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「恥ずべきはベッテルではなくアストンマーティンだ」とラルフ・シューマッハ

2021年10月19日(火)19:16 pm

ドイツ出身の元F1ドライバーであるラルフ・シューマッハが、今年セバスチャン・ベッテルが苦戦している責任はアストンマーティンにあると主張した。

昨年はコンストラクターズランキング4位だったレーシングポイントだが、アストンマーティンと名前を変え、フェラーリからベッテルを迎え入れた今年は苦戦を強いられており、現時点ではランキング7番手に沈んでしまっている。

こうした中、7度F1王座についたミハエル・シューマッハを兄に持つラルフ・シューマッハは、母国のテレビ局『Sky Deutschland(スカイ・ドイチュランド)』に次のように主張した。

「今のところ、恥ずかしい思いをすべきなのはセバスチャンよりもチームの方だよ」

「メルセデスとは非常に緊密な協力関係にあるものの、あのパッケージは正しい方向には進んでいないし、これ以上の開発はできないようだ」

「もちろん、新たに多くの社員を採用したこともその理由の一部だろう」

ラルフ・シューマッハも、アストンマーティンが今年積極的に行った人員補強は、中・長期的にはその効果が現れるはずだと考えている。だが、今季の残り6レースにおいてはそれを期待することは難しいだろうと次のように続けた。

「ブダペスト(第11戦ハンガリーGP)で起きたようなアクシデントがない限り、セバスチャンがトップ10に入ることはあまりないと思うよ」

「彼らはマクラーレンやフェラーリの後塵を拝している。アルファタウリにさえ負けているし、ベッテルは厳しい形で今年を終えることになるだろうね」

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