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【フェラーリ】過密スケジュールによる疲労がミスの原因かもしれないとチーム代表

2021年09月28日(火)18:45 pm

フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットが、先週末にソチ・オートドロームで開催されたF1ロシアGPでチームがミスを犯した原因のひとつは「疲労」だったかもしれないと示唆した。

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このレースではランド・ノリス(マクラーレン)と並んでフロントロウからスタートしたカルロス・サインツ(フェラーリ)がルイス・ハミルトン(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に次ぐ3位でフィニッシュし、今季3回目の表彰台に上っている。

しかし、このレースで今季通算4基目となる新エンジンを搭載したことで19番グリッドからスタートしたシャルル・ルクレールは結局15位に終わり、ポイント獲得はならなかった。

パフォーマンスを向上させたと伝えられている新エンジンを搭載したものの、20番グリッドからスタートしたフェルスタッペンが2位に入ったのと比較すれば、ルクレールの結果はフェラーリとしては受け入れがたいものだろう。

だが、ビノットはそれはルクレールのせいではなく、チームのタイヤ戦略のミスによるものだったとしている。

「シャルルには気の毒なことをした」

『Sky Italia(スカイ・イタリア)』にそう語ったビノットは、このレースで投入したエンジンは「うまく機能していた」と主張し、次のように続けた。

「彼は基本的にはフェルスタッペンと常に一緒の位置にいたし、そのペースの良さを証明していたよ。結局のところ、あの混沌とした状況の中でタイヤ選択のタイミングが理想的ではなかったということだ」

「最終結果はもっとよくなっていたはずだから、彼には申し訳なく思っているよ」

「すべての分野で改善を図らなければならないし、我々はこれから学んでいくよ。ピットストップが完璧ではなかったことで順位が下がってしまった。特にシャルルの場合はね」

「うまくやるにはどうすればいいのかを理解するためにこれに目を向けていこう」

「概して、ほとんど休むことなく、密度の高い非常に緊迫したシーズンになっている」

「連続開催となるレースもあるし、身体的疲労も考慮に入れておかなくてはならない」

そう語ったビノットは次のように付け加えた。

「だが、それを言い訳にしているわけではないよ」

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