ソチで行われる次戦F1ロシアGP(26日決勝)ではキミ・ライコネンがアルファロメオF1マシンを駆る姿を目にすることができそうだ。
フィンランド出身の現役最年長F1ドライバーであるライコネンは新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことから今季の第13戦オランダGPとその翌週に行われた第14戦イタリアGPを欠場。
その2レースではリザーブドライバーを務めるロバート・クビサがライコネンに代わってアルファロメオF1マシンのステアリングを握っていた。
アルファロメオのチーム代表を務めるフレデリック・バスールは先週、イタリアGPが行われたモンツァ・サーキットで次のように語っていた。
「今週キミと話をしたんだ」
「彼は大丈夫だし、大きな症状は出ていないよ」
バスールによれば新型コロナウイルス感染が確認された41歳のライコネンは定められた手順に従うことが求められていたため、その後完全に10日間隔離されるとともにPCR検査で2回陰性となるまではレースに復帰することができない状態になっていたようだ。
「ソチには間違いなく戻ってこられることを期待しているよ」とバスールは付け加えていた。
そして、2007年のF1チャンピオンであり、今季限りでのF1引退を表明しているライコネンは13日(月)に田舎道を散歩している写真をインスタグラムに投稿し、そこに次のようなコメントを添えている。
「全て順調だよ」
「次のグランプリで会おう」