F1のシリー・シーズン、実質的に最後の1席となっている2022年のアルファロメオのシート争いに注目が集まっている。
メルセデスから移籍してくるバルテリ・ボッタスのチームメイトには最大で6人の候補者が挙がっていると言われているが、フェラーリ・ジュニアでF2ドライバーのロバート・シュワルツマンは候補から外れたようだ。
ロシア人のシュワルツマンは、「僕が驚いているかどうかは関係ないよ」
「今のところ、『なんで俺のことを言わないんだ?』と言えるほどの結果を残していないからね」
「確かに、F1での場所取りの状況は簡単ではないけど、まだ何年もあるからね」
■候補は中国のチョウ・グアンユーか、18歳の新アラン・プロスト
有力候補はF2でチャンピオン争いをしているチョウ・グアンユー(周冠宇、Guanyu Zhou)と彼の数百万もの中国の後ろ盾のようだ。
チームのボスであるフレデリック・ヴァスールは、「ここイタリアとソチで開催されるF2レースを注意深く見守り、9月末までに決断を下すつもりだ」と語った。
アルファロメオで静かな人気を集めているのは、実はザウバーのジュニアであり、モンツァのF2レースで優勝したティーンエイジャーのテオ・プルシェールだ。
長年ザウバーのチームマネージャーを務めてきたビート・ツェンダーは、『Blick』紙に「プルシェールは新しいアラン・プロストになれる」と語っている。