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アルファタウリ残留決定に角田自身が驚いた理由は?

2021年09月10日(金)18:27 pm

角田裕毅が、レッドブルが彼を2022年にセカンドチームであるアルファタウリに残留させることを決めたことに「驚いた」と認めた。

小林可夢偉以来7年ぶりに誕生した日本人F1ドライバーの角田だが、開幕戦バーレーンGPでは幸先よく9位に入賞して初ポイントを獲得する走りを見せたことなどから大きな期待が寄せられていた。

ところが、その後はミスを連発してしまい、チームメートのピエール・ガスリーとの差が大きく開く一方となってしまい、レッドブルは今季限りで角田を諦めるのではないかとの噂もささやかれるようになっていた。

だが、レッドブルは角田を2022年もガスリーのチームメートとしてアルファタウリに残留させることを7日(火)に正式に発表した。

「今シーズン前半の僕は不安定だった。だから、彼らが僕をキープすると決めたことには驚いた部分もあるよ」

そう語った角田は次のように続けた。

「なぜ驚いたのかと言えば、僕は何度もマシンをクラッシュさせてしまったし、それを修理するためにチームに多くの出費を強いてしまっていたからね」

「フランツ・トスト(アルファタウリ/チーム代表)とヘルムート・マルコ(レッドブル/ドライバープログラム責任者)からは、もっと一貫性を持ち、自制心を示すように言われていたんだ。だけど、シーズン前半にはできる限りの改善をすることはできなかった」

「自分にとってうまくいったこともあれば、そうでないこともあった。だから、複雑な心境なんだ。僕がチームの決定に驚いたと言ったのはそのためだよ」

そう語った21歳の角田は次のように付け加えた。

「来年は、もっと一貫性のあるパフォーマンスをして、結果を出し、ポイントを稼がなければならないことは分かっているよ」

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