セバスチャン・ベッテルが、2022年シーズンに向けてアストンマーティンとの契約がまだ確定していないことを認めた。
すでにかなりのF1チームの2022年ドライバー体制が明らかになってきている。現時点ではハースのミック・シューマッハもまだ来年の計画が明らかになっていないものの、近いうちにハースでの続投が発表されるものと考えられている。
こうした中、現時点でまだ誰が座ることになるのかが確定していないのはアルファロメオの1つのシートだけだと考えられている。
しかし、実際のところ、アストンマーティンもまだ2021年にベッテルが引き続きとランス・ストロールと組んで走ることになるのかについて正式発表を行っていない。
最近では、アストンマーティンがベッテルの後任としてフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)に誘いをかけていたようだとの噂もささやかれていたばかりか、ベッテルが今季限りでF1を引退することを考えているのではないかとの噂もある。
こうした中、レッドブル時代に4回F1チャンピオンとなった実績を持つベッテルは、今週末にF1イタリアGP(12日決勝)が行われるモンツァで次のように語った。
「ニュースは何もないよ」
「チームとは話をしているよ。だけど、契約の内容は秘密なんだ」
しかし、34歳のベッテルは、最終的にはアストンマーティンとの契約がまとまるだろうとほのめかしている。
「僕はチームを信じている。アストンマーティンの将来は明るいと思う」
そう語ったベッテルは次のように付け加えた。
「もうすぐ答えが出ると思うよ」