NEXT...F1開催スケジュール

初のF1タイトル獲得を目指すフェルスタッペン「これからもアクセルを緩めるわけにはいかない」

2021年09月06日(月)17:31 pm

2021年F1第13戦オランダGP決勝を終えたザントフォールト・サーキットには、母国のヒーローであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)の勝利を祝うファンの喜びの声があふれていた。

●【2021年F1第13戦オランダGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

しかし、23歳のフェルスタッペンは「ここで気を緩めるわけにはいかない」と語り、今季のF1タイトルを狙うのであれば今後も2021年型マシンの開発を継続していく必要があると主張している。

オランダGPで今季7勝目をあげたフェルスタッペンはタイトル争いのライバルであるルイス・ハミルトン(メルセデス)を再び逆転してポイントランキングトップに返り咲いた。しかし、その差はわずか3ポイントであり、今後も両者が拮抗した戦いを繰り広げていくことになるのは間違いないだろう。

「メルセデスはシルバーストン(第10戦イギリスGP)にすごく速いクルマを持ち込んだけれど、ハンガロリンク(第11戦ハンガリーGP)では僕たちよりもさらに競争力を示していた」

ベルギーGP決勝後にそう語ったフェルスタッペンは次のように続けた。

「僕は数字だけを見ているのではなく、サーキットで目にしたスピードを頼りにしているんだ。そして、僕は夏休みの間も、タイトル獲得を考え続けられるようにしたければもっとスピードを上げなければならないと心の中で言っていたよ」

「夏休み明けにはいいパフォーマンスを示すことができた。だけど、ここで気を緩めるわけにはいかないよ。まだまだ、これからだからね」

実際のところ、すでに多くのチームが2021年型マシンの開発をストップし、新技術レギュレーションが導入される2022年仕様マシンの開発にほぼ完全に移行しているのが現状だ。

メルセデスも表向きはすでに2021年型マシンの開発は終えたとしているものの、夏休み前にはマシンパフォーマンスを大きく改善してきたこともあり、レッドブルとしても安心はできないだろう。

「僕たちはアクセルを踏み続け、クルマにもっと新しいパーツを投入していかなくてはならないよ」

そう続けたフェルスタッペンは次のように付け加えた。

「なぜなら、これからも全く違うタイプのサーキットに臨むことになるからね」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック