NEXT...F1開催スケジュール

【決勝レース】リタイアのペレス、レース復帰が認められるも赤旗中断。レースは再開するのか?/F1ベルギーGP

2021年08月30日(月)0:25 am

F1第12戦ベルギーGP(スパ-フランコルシャン)決勝レースのスターティンググリッドに向かうレコノサンス・ラップでクラッシュを喫し、スタート30分前にリタイアを選択したセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)だったが、チームがFIAに掛け合い、レース参加が認められた。

●【2021年F1第12戦ベルギーGP】スターティンググリッド

セーフティーカー先導のまま通常より1周多くフォーメーションラップが行われ、そのままレースディレイが4回続いた後、視界不良で危険という判断から赤旗中断となった。

その後、レッドブル・ホンダはFIAと無線で1度はリタイアを選択したペレスのレース復帰について交渉を開始。1度はレースディレクターのマイケル・マシに断られたもののレッドブル・ホンダは食い下がった。そしてマシは「スチュワードと相談する」と述べ検討していた。

22時スタートから1時間15分が過ぎた頃、FIAからレッドブル・ホンダへ「グッドニュースだ。ペレスはピットレーンからスタートできる」という無線が伝えられた。

その15分後、懸命に修復作業を続けていたペレスのメカニックたちは、とうとうノーズを取り付け、エンジンに火が入った。

ペレスの準備は整ったものの天候は一向に良くなる気配がなく、陽も落ちてきて暗くなってきている。現地の気温は12度と冬のような寒さで、ドライバーはニット帽を被り、ダウンジャケットを着込んでいる。現地のファンはスタート前から考えるとすでに2時間以上もこの悪天候の中で待ち続けている。

今季から決勝レースは3時間というルールができており、すでに2時間以上が経過。また、4回のディレイが入ったことで4周減算され、44周のレースは39周になる。

まだレース再開の兆候は見えていない。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック