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【ホンダF1】田辺TD「まさにスパウェザー。50戦目にポール獲得はうれしい」/F1ベルギーGP予選

2021年08月29日(日)11:05 am

F1第12戦ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)予選を終え、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)は次のように振り返った。

●【2021年F1第12戦ベルギーGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
予選最高位:1番手

「まさにスパウェザーと言える天候の中で行われた本日のベルギーGP予選は、難しいウエットコンデションの中、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が素晴らしい走りで今季6度目のポールポジション獲得しました。レッドブル・レーシングとの50戦という節目に、ポールポジションを獲得できたことをうれしく思っています」

「チームメートのペレス選手が7番手、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手が前半戦に続き調子の良さを見せて6番手と、Honda勢3台がトップ7に入ったことはレースに向けていい結果です」

「雨が降ったり止んだりと、雨脚が刻々と変化する中、路面状況の変化、他車の走行状況などを的確に判断し、タイヤのチョイスや、マシンを送り出すタイミングを計るなど、両チームの働きも素晴らしかったと思います」

「角田選手についてはペースが上がらず17番手という結果になりましたが、明日は長いレースになりますし、ここスパ・フランコルシャンはオーバーテイクも多く見られるコースですので、レースではポジションアップを期待しています」

「明日のレース時もこれまでと同様の天気予報が出ていますので、今日のデータを解析しコンディション変化に迅速に対応できるようにチームとともに準備を進めます」

「予選Q3で激しい降雨の中、マクラーレンのノリス選手の大きなクラッシュがありましたが、自分の足でマシンを降り、大きなケガなどがなさそうなことには安心しました。明日も同様な天候が予想される中、危険なクラッシュなどが発生することなくクリーンなレースが行われることを願っています」

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