早ければ9月にも2022年の暫定F1カレンダーが発表されることになりそうだ。
史上最多となる全23戦で予定されている2021年のF1も前半戦を終え、あと12戦を残すところとなっている。しかし、新型コロナウイルス感染症covid-19の影響によりそのうちのいくつかのレースが実際に開催できるかどうかかなり微妙な状況となっている。
しかし、そうした状況のもと、F1はすでに2022年のカレンダーを調整する作業も進めており、早ければ9月にも暫定スケジュールが発表されることになりそうだ。
今年からF1のCEOを務めているステファノ・ドメニカリはドイツの『Speed Week(スピードウィーク)』に次のように語った。
「2021年のシーズンはまだ半分を終えたところだ。しかし、翌年の計画は以前から進められてきている」
「9月か10月には暫定カレンダーを発表できるようにしたいと考えているよ」
ドメニカリによれば、2022年のF1カレンダーにおいて目玉となるのはマイアミで開催が予定されているアメリカでの2つ目のF1レースのようだ。
「非常に期待されていたマイアミGPが5月前半に開催されることが決まっている」
かつてフェラーリのチーム代表を務めていたことでも知られるドメニカリはそう語ると、次のように付け加えた。
「まだ正式に販売が開始されていないにもかかわらず、チケットの需要は大きいよ」
F1マイアミGPはハードロック・スタジアムを中心に設けられる市街地サーキットで開催されることになっている。