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メキシコで2つめのF1開催を目指すセルジオ・ペレスの父親

2021年08月05日(木)18:38 pm

今季のF1第11戦ハンガリーGPが行われた先週末のハンガロリンクのパドックには、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)の父親であるアントニオ・ペレスの姿があった。

しかし、メキシコの『Reforma(レフォルマ)』紙によれば、アントニオ・ペレスは単に息子のレースを見にハンガリーを訪れていたわけではないようだ。

実際のところ、ペレスの父親はメキシコで2つ目のF1グランプリを開催する可能性を議論するために、メキシコのビジネスマンの代表団を率いてFIA(F1統括団体の国際自動車連盟)及びF1の関係者と会っていたのだという。

「それは新たなプロジェクトであり、ゼロからスタートすることになるだろう」

自身も元レーシングドライバーであるアントニオ・ペレスはそう語ると次のように付け加えた。

「誓約書類から始めていくことになるが、非常に評判はよかったよ」

現在のメキシコGPは首都メキシコシティで開催されているが、『Reforma(レフォルマ)』によれば、2つ目のF1開催候補地となるのはユカタン半島の突端に位置するメキシコ有数のリゾート地であるカンクンのようだ。そして、このプロジェクトは政府の様々な層からの支持を受けているという。

「私はジャン・トッド(FIA会長)、そしてステファノ・ドメニカリ(F1最高責任者)と会ったよ」

そう語ったアントニオ・ペレスはチェコという愛称で呼ばれる息子に言及しながら次のように続けた。

「彼らは2024年には(開催が)可能になるだろうと言ったし、その頃にはすでにチェコがF1チャンピオンになっていることを願っている。メキシコ経済はこうした主要な国際プロジェクトを緊急に必要としているんだ」

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