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レッドブル首脳が2022年に向けて角田裕毅のアルファタウリ残留を示唆

2021年07月29日(木)18:00 pm

レッドブルとそのセカンドチームであるアルファタウリは、2022年も現在のドライバーラインアップを維持する可能性が高いようだ。

アルファタウリは現在ピエール・ガスリーが非常によいパフォーマンスを示し続けており、2022年もシートを確保するのは確実な状況だ。

ガスリーはレッドブルとアルファタウリのドライバープログラム責任者であるヘルムート・マルコと最近行った話し合いに言及しながら次のように語った。

「僕たちはオーストリアでランチをしながら多くのことについて話し合ったんだ」

「レッドブルとの契約がまだあと数年残っていることを考えると、彼らのビジョンや将来の計画について理解を深めることができたのはよかったよ」

一方、今季アルファタウリでF1デビューを飾った日本人ドライバーの角田裕毅だが、現時点ではまだガスリーとのパフォーマンス差が大きいのは事実だ。

しかし、マルコは角田をイギリスからチームの本部があるイタリアに転居させ、そこでチーム代表のフランツ・トストによる直接指導を受けさせているが、その効果がそのうち現れてくるはずだと考えているようだ。

「それは前向きな一歩だったよ」

ドイツのテレビ局『RTL』にそう語ったマルコは次のように付け加えた。

「そこから何かが生まれるだろう」

一方、トップチームであるレッドブルに関しては、2023年まで契約があるマックス・フェルスタッペンが来季もチームに留まるのは確実だ。そして、現時点では今季からフェルスタッペンのチームメートを務めているセルジオ・ペレスも2020年のシートを確保する可能性が高いと考えられている。

2022年のドライバーラインアップを正式に発表するのは夏休みが終わった頃になるだろうと示唆したマルコは次のように続けた。

「そこでレッドブルとアルファタウリのドライバーの組み合わせを発表できるように準備しなくてはならない」

「原則的には現在の組み合わせを維持したいと思っている。しかし、我々は常に関連するすべての要素を考慮しており、それには時間がかかるんだ」

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