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鈴鹿でのF1日本GP開催に関しては状況を観察中だと最高責任者

2021年07月26日(月)17:47 pm

F1最高責任者のステファノ・ドメニカリが、現時点ではF1日本GPを開催できるかどうか状況を観察中であることを認めた。

新型コロナウイルス感染症covid-19がいまだに世界中に影響を及ぼしている中、すでに予定されていたいくつかのF1レースが延期または中止されており、ドメニカリも今年計画通り23レースを実現できるかどうかは不透明な状況にあることを認めている。

「23レースを開催できるかどうかは分からないが、それが目標だ」

アメリカの『GQ』誌にそう語ったドメニカリは次のように付け加えている。

「我々は誰とも良好な関係を築いてきているし、さまざまな選択肢を用意しているよ」

最近、第21戦に延期されていたオーストラリアGPが正式にキャンセルされたことにより、その代替開催地として中東エリアに位置するカタールが浮上してきたと報じられていた。

だが、かつてフェラーリのチーム代表を務めていたことでも知られるドメニカリは、母国イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語り、今年の開幕戦の舞台となったバーレーンでもう1レースを開催する可能性が高いと示唆している。

「実際のところ、バーレーンでもう1レースを行う話が行われているよ」

また、現在第17戦としてカレンダーに組み込まれている鈴鹿サーキットでの日本GP(10月10日決勝)の開催に関しては8月10日(火)までに結論を出すことになっているとも報じられているが、ドメニカリはこの件に関しても次のように語った。

「8月中旬までにはすべてを確定させたいと思っている。また、日本の状況が観察下にあることを隠すつもりはないよ」

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