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次戦F1ハンガリーGPではレッドブル・ホンダが有利、とメルセデスのボス

2021年07月23日(金)17:02 pm

メルセデスF1チーム代表のトト・ヴォルフが、来週末に開催される今季のF1第11戦ハンガリーGP(8月1日決勝)では間違いなくレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝候補筆頭だと認めた。

前戦イギリスGPでは現時点でポイント争いのトップに立っているフェルスタッペンが通算8回目のF1タイトル獲得を狙うルイス・ハミルトン(メルセデス)との接触によりリタイア。このレースでハミルトンが優勝したことで両者のポイント差は8ポイントに縮まっている。

しかし、ヴォルフはハンガリーGPの舞台となるハンガロリンクではその差がまた再び開いてしまう可能性が高いとドイツのテレビ局『RTL』に次のように語った。

「理論上は、我々が優勝候補の一角だとは言えないよ」

「でももちろん、タイトル獲得の可能性を維持するために、あるいはもっと有利にするために、できる限りの努力をするつもりだよ」

「しかし、シルバーストンよりもはるかに難しくなるのは確かだよ。その一方で、今では我々の理解も少し深まっていると思っている」

すでに、大きく技術レギュレーションが変わる2022年に向けたマシン開発に全力を傾けることにしているメルセデスだが、ヴォルフはだからと言って今年のタイトル獲得を諦めてしまうのは賢いことではないと次のように続けている。

「F1の環境においては、熱狂と失望の間で揺れ動きがちなんだ。つまり、シルバーストン以前のように悪いレースをしてしまうと我々は見限られてしまう」

「そして、シルバーストンでの勝利により、突然我々は勢いを再び取り戻している」

そう語ったヴォルフは次のように付け加えた。

「チームとして必要なのは、安定した状態を保ち、自分たちの強みを意識し、クルマを開発すると同時に完璧なオペレーションを行うことだと思っているよ」

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