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【マクラーレン】リカルドはそのうち期待に応え始めてくれるはずだとチーム代表

2021年07月09日(金)11:32 am

マクラーレンのチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルが、今年ルノーから移籍してきたダニエル・リカルドがこれほどまでに苦戦するとは思っていなかったと認めた。

2018年までレッドブルに所属していたオーストラリア出身のリカルドは翌2019年にルノー(現アルピーヌ)へ移籍、そして今年はマクラーレンへ移籍したが、ここまでのところマクラーレンの2021年型マシンにうまく適応することができず、苦戦が続いている。

実際のところ、今季のマクラーレンで目立っているのはリカルドよりも10歳も若い21歳のランド・ノリスだ。今季はここまで3度表彰台に上る活躍を見せているイギリス人ドライバーのノリスは現時点ですでにリカルドよりも61ポイントも多い101ポイントを稼いでドライバーズランキング4番手につけている。

リカルドとは2022年までの契約を結んでいると考えられているマクラーレンだが、ノリスともすでに契約延長を決めており、チームを率いるザイドルによればその契約期間は「厳密に日付が決められていない複数年契約」だという。

「彼を頼りにできることはすでに昨年末の時点ではっきりしていたからね」

ノリスについて母国ドイツのテレビ局『RTL』にそう語ったザイドルは次のように付け加えている。

「彼も我々に非常に満足しているから、早い段階で契約延長を済ませたのはシンプルで論理的な決断だったよ」

ザイドルは、ノリスの活躍を喜ぶ一方でリカルドに関しては期待外れだったと考えていることを隠そうとはしていないようだ。

「再びチームを変えるのがこれほど難しいことだと彼は想像していなかったんだと思うよ」

「彼はがっかりしているし、それは我々も同じだ。もっと速いだろうと思っていたからね」

不振が続くリカルドについてそう語ったザイドルは次のように付け加えた。

「だが、私はまだ確信しているよ。どこかの時点で、彼もうまくやれるようになるはずだ」

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