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【アルファタウリ】来季ガスリーがレッドブルに復帰する可能性がないとは言えないとチーム代表

2021年07月08日(木)17:43 pm

アルファタウリのチーム代表を務めるフランツ・トストは、2022年にピエール・ガスリーが再びレッドブルのシートを得る可能性もあると考えているようだ。

実際のところ、今年レッドブル・ホンダでマックス・フェルスタッペンのチームメートとなったセルジオ・ペレスは最近そのパフォーマンスを高めてきており、レッドブルとそのセカンドチームであるアルファタウリのドライバープログラム責任者であるヘルムート・マルコは2022年もペレス起用を継続する可能性が高いと示唆していた。

だが、先週末に行われたレッドブルリンクでの2レース目、第9戦オーストリアGP決勝でペレスが2回もペナルティを受け、トータルで10秒のタイムペナルティとともにペナルティポイント4点を与えられてしまったことに対し、マルコが不満を漏らしたと伝えられている。

こうした中、トストは、今季コンスタントに予選Q3に進出し、直近5レースではいずれも3列目グリッドから決勝をスタートするという速さを示しているガスリーは、今やF1でも屈指のドライバーに成長したと考えている。

「現在、彼がベストドライバーの1人であることは明らかだよ」

ガスリーの母国フランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』にそう語ったトストは次のように続けた。

「彼は決して学ぶことをやめないんだ」

「前にも言ったが、ドライバーは1つのチームに長く所属する方がいいと私は思っている。ほとんどの成功したドライバーたちはそうしてきていた」

「誰にでもそれができるわけではないが、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)やピエールのようなドライバーであれば可能だよ。その最大の例がミハエル・シューマッハだろうね」

そう語ったトストは、2022年にガスリーがペレスに代わって再びフェルスタッペンのチームメートになる可能性はあるかと尋ねられると次のように答えた。

「どのドライバーがどのチームに所属することになるのかは、レッドブルがどう判断するのかを見守る必要がある」

「だが、今はまだシーズンの3分の1が終わったばかりだ。この段階では、そういうことを気にして無駄に費やすことができるほどの時間はないよ」

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