NEXT...F1開催スケジュール

ペナルティ・パラダイス・・・6人にペナルティで一部順位変動。さらに6人も調査対象に/F1オーストリアGP

2021年07月05日(月)7:27 am

F1オーストリアGP(レッドブル・リンク)決勝レース後、6人ものドライバーにペナルティが科せられた。さらに、お咎めなしとなったもののさらに6人ものドライバーも調査対象となっていた。

●【最終結果:6人にペナルティ!F1第9戦オーストリアGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

レース中でも多くのペナルティが科せられていたが、レース後にこれだけのドライバーにペナルティが出るのも珍しい。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)の言葉「トラフィック・パラダイス」を借りれば、「ペナルティ・パラダイス」とでも言えるような状況だ。

レース後に発表された6人のペナルティは以下の通り。

■1人目:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
決定:10秒タイムペナルティ
理由:他のドライバー(ルクレール)をコースアウトさせたため。

■2人目:18 ランス・ストロール(アストンマーティン)
決定:5秒タイム加算ペナルティ
理由:ピットレーン速度違反

■3人目:22 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
決定:5秒タイム加算ペナルティ
理由:ピット入口の白線をまたいだため(2回目)レース後に加算

■4人目:7 キミ・ライコネン(アルファロメオ)
決定:20秒タイムペナルティ、2ペナルティポイント(過去12ヶ月累積6ポイント)
理由:(ベッテルとの)衝突事故を発生させたためドライブスルーペナルティを科せられたが、(最終ラップだったため)20秒タイム加算ペナルティに変更

■5人目:9 ニキータ・マゼピン(ハース)
決定:30秒タイムペナルティ
理由:ダブルイエローフラッグ無視をしたため、10秒のストップ&ゴーペナルティを科せられたが、30秒タイム加算ペナルティに変更

■6人目:6 ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
決定:30秒タイムペナルティ
理由:ダブルイエローフラッグ無視をしたため、10秒のストップ&ゴーペナルティを科せられたが、30秒タイム加算ペナルティに変更

■最終ラップの接触で8人が調査対象に

マゼピンとラティフィのペナルティは、最終ラップにライコネンとベッテルがターン5で絡んだインシデントに関連したものだった。

このインシデントが発生してからセクター2で速度減速を指示するダブルイエローフラッグが出されていたものの、多くのドライバーが十分に減速をしなかったとして調査を受けていた。しかし、最終的にペナルティを科せられたのはマゼピンとラティフィの2人だった。

他の調査対象のドライバーたちは、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、そしてダニエル・リカルド(マクラーレン)だったが、この6人についてはお咎めなしとなった。

これにより、15位でフィニッシュしたニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)は16位へ、16位でフィニッシュしたキミ・ライコネン(アルファロメオ)は15位という最終リザルトになっている。

●【最新ランキング表】2021年F1チャンピオンシップ・ランキング
●【決勝ハイライト動画】レッドブル5連勝!ホンダF1はセナ・プロ以来33年ぶり!フェルスタッペンは3連勝

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック