F1第9戦オーストリアGP(レッドブル・リンク)決勝レースの最終ラップ、元チャンピオンの2人が絡むインシデントが発生。絡んだのは4冠のセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)と2007年の王者キミ・ライコネン(アルファロメオ)だったが、ライコネンに20秒タイムペナルティと2ペナルティポイントが科せられた。
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レース後、ベッテルは友人でもあり元チームメートでもあるライコネンと衝突したことについて「誤解」と表現した。
「何が起こったのか分からない。たぶん、誤解だと思うから、(ビデオを)見てみて、彼と話してみるよ」
ライコネンも「分からない。見てみないと。言うまでもなく僕たちのホイールが接触(タッチ)して、僕らはコースオフした。不運な終わり方だったけど、2人ともポイント圏外だったからあまり変化はないけど、外から見てみないと分からない」と述べ、次のように続けた。
「あそこで彼(ベッテル)を見かけたけど、どうして接触したのか分からない。僕が動いたのか、彼が動いたのか分からない。(ビデオを)見てみないと」
レース後、スチュワードはライコネンに衝突を引き起こした過失があると判断し、20秒タイムペナルティと2ペナルティポイントを科した。これにより、12ヶ月間で合計6ペナルティとなった。
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