F1オーストリアGP(レッドブル・リンク)予選で、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が9番グリッドを獲得した。
●【F1第9戦オーストリアGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
ラッセルは、予選Q2でソフトタイヤを履いて9番手タイムを残し、喜ぶのかと思いきや「速すぎた?」という謎の無線を残していた。
Q2ラストアタックでラッセルはなんとミディアムタイヤでコースイン。そして見事に先ほどのソフトタイヤのタイムを上回り、9番手タイムでQ3進出を決めた。ラッセルは初のQ3進出のみならず、ミディアムタイヤスタートを実現させたのだ。
そしてQ3ではソフトタイヤを履いて、なんとラストアタックでランス・ストロール(アストンマーティン)を抜いてウィリアムズで自己ベストの9番グリッドを獲得した。明日の決勝レース、ラッセルはミディアムタイヤを履いて9番グリッドからスタートする。
ウィリアムズは、長く暗いトンネルからやっと一筋の光が見えてきたのかもしれない。本当の戦いはここからだ。