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【ホンダF1】フェルスタッペンが圧勝!通算83勝目、91年セナ以来の4連勝と2連続ポール・トゥ・ウイン/F1シュタイアーマルクGP

2021年06月28日(月)6:33 am

F1第8戦シュタイアーマルクGP(レッドブル・リンク)決勝レースで4戦連続の優勝を果たしたホンダF1が次のように振り返った。

●【F1第8戦シュタイアーマルクGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

■ホンダF1:レースレポート
決勝レース:1位、4位、10位、リタイア

オーストリアのレッドブル・リンクで行われたシュタイアーマルクGPの決勝は、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが圧倒的なペースを見せて優勝。チャンピオンシップでのリードを拡大しました。Hondaパワーユニット勢は、3台がポイント獲得を果たしています。

■スターティンググリッド

前日の予選では全員がQ3進出を果たしたため、Q2でベストタイムを記録したタイヤでのスタートとなり、セルジオ・ペレス、ピエール・ガスリー、角田裕毅がソフトタイヤ、フェルスタッペンはミディアムを装着。ポールポジションのフェルスタッペンを先頭に、ペレスが4番手、ガスリーが6番手からのスタートとなる一方、角田はグリッド降格ペナルティーを受けたために11番グリッドとなりました。

■1周目に好調ガスリーがリタイア

スタートでは、フェルスタッペンがリードを守り、ペレスが3番手をかけてランド・ノリス(マクラーレン)と争う展開に。

ガスリーはスタート直後のターン3へ向かうストレートで、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のフロントウイングによって左リアタイヤを傷つけられてパンクを喫し、これがマシンにダメージをもたらしたことから、1周目でのリタイアとなりました。

スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは角田のみでのレースとなりましたが、角田は1周目で9番手までポジションアップを果たしました。

■ペレスが3位浮上もタイヤ交換で4位へ

10周を終えて、ペレスがノリスを攻略して3番手に浮上。後続にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が迫ります。レッドブル・レーシングは、26周目にペレスをピットインさせ、ハードタイヤに交換しますが、作業でのタイムロスがあり、その次の周にピットインしたボッタスへ先行を許し、ペレスは4番手でレースを進めます。

角田もペレスと同じ周回でピットインし、ソフトタイヤからハードタイヤに交換。トップ10圏内でレースへ復帰し、最後までこのタイヤで走りきる戦略を採ります。

フェルスタッペンは、29周目にピットイン。その後、多くのトラフィックをかき分けながら、2番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)との差を広げていきます。

■ペレス、戦略変更でボッタス追撃

ペレスはボッタスの後方に迫るものの、オーバーテイクには至らず、残り17周でミディアムタイヤに交換して、ボッタスを追撃する戦略へと切り替えます。

タイヤ交換直後から、ペレスはファステストラップを記録しながらボッタスに迫ります。最終ラップ直前にピットインしたハミルトンにファステストラップを更新され、1ポイント獲得はなりませんでしたが、ボッタスを約0.5秒差まで猛追。パスするには至らなかったものの、4位でのフィニッシュとなりました。

角田は、ルクレールにパスを許したものの、終始フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)の背後に迫りながらレースを進め、10位でフィニッシュ。自身3度目の入賞を果たしました。

■Hondaは通算83勝目、1991年セナ以来となる4連勝と2戦連続ポール・トゥ・ウイン

30秒以上の大差を築いたフェルスタッペンは、2戦連続のポール・トゥ・ウインを達成。Hondaとしては通算83勝目で、2戦連続のポール・トゥ・ウインが1991年の日本GP・オーストラリアGP以来、4連勝は同じく1991年のアイルトン・セナ選手(アメリカ・ブラジル・サンマリノ・モナコ)以来となりました。

次戦は1週間後、3連戦の締めくくりとなるオーストリアGPで、今週と同じくレッドブル・リンクでの開催となります。

●【最新】2021年F1チャンピオンシップ・ランキング

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