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ハミルトンにも負ける時は来るとニキ・ラウダの息子

2021年06月24日(木)18:57 pm

3度F1チャンピオンとなった故ニキ・ラウダの息子が、7度F1タイトルをとった現F1王者のルイス・ハミルトン(メルセデス)もついに若手ドライバーからその地位を脅かされる時を迎えていると語った。

2019年の5月に亡くなるまでメルセデスの非常勤会長を務めていたニキ・ラウダの息子であるマティアス・ラウダは母国オーストリアの『Servus TV(セアヴスTV)』に次のように付け加えている。

「僕の父と(アラン)プロストの戦いも同じだったよ」

自身もレーシングドライバーとしてWEC(世界耐久選手権)などで戦っている40歳のマティアス・ラウダは、過去数年にわたってF1で絶対的な強さを見せていたハミルトンが、新たに選手権リーダーとなったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)にその座を狙われているのは確かであり、そうしたことがこれまでのF1の歴史においても繰り返されてきたのだと次のように続けた。

「プロストと僕の父の後には、(アイルトン)セナがプロストに挑戦した。セナは若き新進気鋭のドライバーだった。そして、そのセナに挑戦したのがミハエル・シューマッハだった」

マティアス・ラウダは、F1でここまでに98勝をあげ、シューマッハと並ぶ7回のF1タイトル獲得という記録を打ち立てたハミルトンを尊敬しているとしながらも、フェルスタッペンの今の勢いを止めることは難しいかもしれないと示唆するように次のように付け加えている。

「フェルスタッペンは今自信にあふれているし、ミスを犯さない。彼は常に自分のマシンの力を最大限に引き出しているし、チームメートよりも明らかに速いよ」

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