アルピーヌと2022年から2024年までの3年契約を結んだことが発表されたエステバン・オコンだが、今後もメルセデスとの関係は維持していくと語った。
現在24歳のフランス出身ドライバーであるオコンだが、メルセデスのジュニアドライバー育成プログラム出身であり、現在もメルセデスF1チーム代表のトト・ヴォルフがそのキャリアに大きく関わっていることが知られている。
今回アルピーヌが2024年までの契約をオコンと結んだのは、アルピーヌがオコンを将来的にチームを担っていくドライバーとして育てようとしているのだと考えているF1関係者もいるようだ。
だが、オコン自身は、これからもメルセデスとの関係はこれまで同様維持していくつもりだと今季のF1第7戦フランスGPが行われているポール・リカール・サーキットで次のように語った。
「今回アルピーヌで安定を手に入れられたけれど、これは僕がずっと願っていたことなんだ」
「僕のキャリアにおいて大きな一歩だし、肩の荷を降ろすことできるよ。もうF1ドライバーを続けられるかどうか心配する必要はないからね」
「だから、これから3年間は完全にアルピーヌのドライバーに専念することになる。僕の仕事はすべてアルピーヌに関係するものだし、アルピーヌとだけ一緒にやることになる」
そう語ったオコンは次のように付け加えた。
「メルセデス・チームとの交流はなくなる。だけど、もちろん、彼らとはまだつながっているよ」