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最速は“究極の才能”フェルスタッペン!“完璧”ハミルトンより速い、と元ミハエル・シューマッハのチームメート

2021年06月17日(木)6:43 am

チャンピオンシップリーダーのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は、2021年のグリッド上で「最速のドライバー」になった、と語るのは、フェラーリ黄金時代を築いたミハエル・シューマッハとチームメートだったエディ・アーバインだ。

「フェルスタッペンは間違いなく現時点で最速のドライバーだ」と55歳になるアーバインは『ベットウェイ(Betway)』に語った。

「しかし、ルイス・ハミルトンはおそらく依然としてトップドライバーであると言わなければならないね。この2人の戦いは観ていて素晴らしかったよ」

以前、アーバインはフェルスタッペンの不安定で攻撃的すぎるドライビングに批判的だったものの、23歳になった今「間違いなく彼自身の行動をまとめられているよ」との見解を述べた。

「彼は常に超速いし、グリッド上で群を抜いて最も支配的なチームリーダーだ。彼はたくさんのセカンドドライバーと戦ったけど、誰も彼に近づいていないよね」

「ミハエル・シューマッハに少し似ているよ」

「ルイスの場合はチームメートが定期的にパフォーマンスで上回っているけど、フェルスタッペンはおそらく究極の才能だと言わざるを得ない。だけどルイスは完璧なプロフェッショナルで、弱点はほとんどないんだ」

チーム同士のバトルが激しい今年は、それぞれのチームのトップドライバーと並んでバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスのセカンドドライバーが重要な役割を果たしており、注目度は高くなっている。

1996年から1999年までフェラーリでシューマッハのチームメートを務めたアーバインは、そのセカンドドライバーの気持ちをよく分かっている人物だ。

「(セカンドドライバーの)彼らの仕事は、彼らができる最善を尽くすこと、それだけさ」

「ボッタスは以前にハミルトンを破ったことがある。ここ最近よりも頻繁にね。ペレスはフェルスタッペンと対戦するのは初めてだけど、フェルスタッペンは(チームメートバトルの)ゲームはすでに終わっていることを示した」

「(ボッタスもペレスも)どちらも事実上のセカンドだけど、ハミルトンとフェルスタッペンのような2人に対して、それがネガティブな要素だとは思わないね」

「F1にいる誰もが、この2人に立ち向かって定期的に彼らを倒せるとは思っていないよ」

「ハミルトンは今では年をとっていて、ペースは以前ほど良くないと思うけど、僕が言ったように、彼はまだ完璧なプロフェッショナルなんだ」

「そして、フェルスタッペンに立ち向かう人は誰でも、彼の純粋なスピードに打ち負かされるだろうということはみんな分かっていると思う」と元フェラーリドライバーは語った。

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